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平均寿命:5~15年

標準体重:1000~6500g

標準体長:30~60cm

 

温度は18~24℃

湿度は40〜60%

☆はじめに…☆

ウサギってどういう動物?

ウサギ目ウサギ科に属する生き物です。ウサギは自己主張の強い動物であり、イヌと同じように家族の中で順位付けをします。油断をするとリーダの座が奪われるためしつけが大切になります。お互いに信頼関係を作るのは少し時間がかかることが多いです。

ウサギの種類は約150種以上いると言われています。

また、暑さに非常に弱く寒さに強いほうです

 

 

必要なもの

                ・ケージ

                      ウサギが横に伸びても足りる大きさ(60cm×50cmくらい)

                      のケージが良いです。

                      また、ウサギが立ち上がっても大丈夫なように高さも十分に

                      あるケージが良いです。

                      EX)ラビットケージ 

 

 

 

 

 

                

                ・エサ入れ

                      ひっくり返さないように少し重いものがオススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                ・給水器

                      床に置く場合は汚れがたまったり、ひっくり返して水が

                      こぼれることがあるので、ボトルのほうが良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

                

                ・巣箱

                      巣箱を用意し、落ち着く場所を作ってあげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                ・牧草入れ

                      ウサギがいつでも食べれるように補充しやすいものが

                      オススメです。

                      餌入れの中に一緒に入れても大丈夫です。

 

 

 

 

 

                

                ・トイレ

                      トイレを覚えてもらうと掃除が楽になります。

 

 

 

 

 

                ・かじり木

                      ものをかじる習性があるので、何かかじれるものがあると

                      いいでしょう。

                      かじり木があることによって健康的な歯が維持でき、

                      ストレス発散にもつながり、ケージをかじることも

                      少なくなると考えられます。

 

 

 

                ・保温・冷却用品

                      寒さや暑さから守るために用意しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

☆ウサギの食事☆

ウサギは草食動物なので主に野草を食べています。


〔野生下〕
野草の茎、根、樹皮

 

 

主食:牧草・ウサギ専用フード

※歯の伸びすぎ防止ためにペレットよりも牧草を多めにあげましょう。

 

副食:野菜

(例)オオバ・人参・セロリ・カブ・大根の葉・パセリ・小松菜・チンゲンサイ・きゅうり

   ブロッコリー・キャベツ・レタス・ハクサイ など

 

※あげてはいけない野菜:アスパラガス・ネギ類・芋類・ニラ・ピーマン・ピーナッツ

 また、人間用の加工食品なども注意してください。

 

※野菜を与えるときは、必ず農薬を落とすためによく洗ってから与えましょう!

 

 

 

☆かかりやすい病気☆

毛球症

飲み込んだ毛が糞と一緒に排出されず、胃腸にたまりお腹の働きが低下する病気です。

主な症状:体重減少・食欲がなくなる・お腹が張っている・水をよく飲む など

予防法:ブラッシングをする・パイナップルやパパイヤなどの繊維質が多い果物(ウサギ用おやつ)や、牧草を多く与える・適度な運動 など

 

 

骨折

ウサギの骨は軽く出来ているので骨折しやすく、それに伴い脱臼も併発しやすいです。自分のジャンプで骨折することもあるので気を付けてください。

主な症状:足を浮かせて歩く・ふんや尿を出せない・あまり動かない など

予防法:高いところから飛び降りさせない・無理に押さえつけない・ケージに足が挟まらないように工夫する など

 

 

斜頸

首が傾き、体のバランスが取れなくなってしまう病気です。

原虫に感染したり、内耳炎や中耳炎から斜頸を引き起こしてしまうので気をつけて下さい。

主な症状:くしゃみ・鼻水・涙目 など

予防法:ケージなどを清潔に保つ・ストレスを与えない

 

 

不正咬合

歯が伸びすぎて咬み合わせが悪くなり、餌が上手く食べれなくなってしまう病気です。ケージをかじって歯を痛めてしまうとなりやすいです。

主な症状:食欲不振・歯ぎしりをする・ふんが小さくなる・あごを触るとデコボコしている など

予防法:牧草をよく噛むことによって、上下の歯がこすり合わされて磨り減っていくので、牧草を主食にしましょう。

 

 

☆豆知識☆

ウサギの耳の不思議

ウサギの耳には様々な役割があります!

 

音を集めるアンテナの役割

敵の存在をいち早く知るため、微かな物音も聞き逃さないようにしています。

 

耳から体の熱を外へ逃がす役割

ウサギは汗をほとんどかきません。

ウサギの大きな耳にはたくさんの血管があります。そこに風を当てることで血液を冷やし、体を冷ましています。

 

 

このようにウサギの耳はたくさんの役割を持っていますが、とても繊細です。耳を掴んで持ち上げようとすると怪我をさせてしまうことがあるので、絶対に耳はつかまないでください!!

 

またウサギは聴覚も強く、小さな音でも聞き取れるほどよく音が聞こえます。なので、近くで大きな音を出すのはやめましょう!!

 

 

☆教えて、ふれあい隊!☆

今回は実際にウサギを飼っているふれあい隊のゆうくんが教えます!

 

Q.鼻をピクピクさせているのは何かの病気なの?

 

A.鼻をピクピクさせているのは元気な証拠!逆に鼻をピクピクさせなくなったら体調が悪い可能性があるので、様子を見てあげてね。

 

 

Q.イヌを飼っているんだけど、ウサギも一緒に飼えるの?

 

A.イヌはしつけされていれば一緒に飼うこともできます。他にも、ネコや小鳥も一緒に飼えるけど、品種や個体の性格によっては大きなストレスになることもあるから注意してね。

ただし、フェレットはウサギの天敵なので一緒には飼えません!また、モルモットやハムスターは互いに感染する細菌を持っている可能性があるから、気をつけてください!

ケージ内はこんな

感じで設置しよう!

浅めの皿がいいよ!

かじってしまうので、消耗品と考え度々替えてあげましょう!

これは冷却マットだよ!

動物環境コミュニケーションセミナー ふれあい隊

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